2月8日は「コト八日」の送り神
2月8日は「コト八日」の送り神。「さくま郷土遺産保存館」の解説を引用させていただきます。
2月の8日は「コト八日」。12月の8日の「コトハジメ」に対して「コトオサメ」ともいい、この日の行事をもって正月行事がすっかり終了します。この日は村人が行列をつくり「トウドノモリへ、オクルヨ、スワノモリヘオクルヨオクル」などと囃しながら神を村境まで送ります。
また、この日を「針供養」といい、終日針を使うことを忌みます。もし針を使えばユルギの中から、「コトコトシイヨ、マメシイヨ、アイマノバンハナイカイナ」といってコトコトバアサが出て祟るといわれています。
「唐土の森へ 送るよ 諏訪の森へ送るよ送る」。「送り神」とは、厄病など災いの神を、穢れとともに何とかして送り出してしまおうとする行事のようです。「コトコトバアサ」の詳細は「?」。
佐久間出身で現在千葉県にお住まいの夏目さんから送っていただいた『羽ヶ庄の歴史と民話』(平成20年11月20日作成)の中に、「送り神」に関するこんな記述を見つけました。
子供の頃、禰宜様の後に続いて大人がゾロゾロ歩いている先を「お~くりがみお~くれ」と、叫びながら赤い紙(御幣)をはさんだ竹の棒を持って、誰よりも先に走って、各家庭に寄り食べものを貰った経験がある、私の家では父がふかし芋とたくわんを交互に串に刺して子供達に手渡しているのを見たことがある。また、柿の皮を干しておやつ代わりにした物を貰ったという子供もいた。
その行事『送り神』は何だったんだろう。昔は村に悪魔が来ないように、厄病が入らないように、流行らないように、入ってきても隣の村に送ってしまおうという神事だった。
羽ヶ庄部落から野田部落の境まで送っていきそこがホウジ峠だった。反対に下平からの送り神は三階松だった。赤い紙のついた御幣が祀ってあったのを覚えている。(原文のまま)
まるで日本版「ハロウィン」のようですが、これが、まさに「送り神」。貴重な体験記として紹介させていただきます。
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