「山の講」と「針供養」
2月8日は「山の講」。「八日山」ともいわれ、山仕事によるケガや炭焼きによる火事にならないように、竹を切って酒を入れたものを木に吊るし、ぼたもちや、そばを供えて1年間の無事を祈願しました。
地域によっては「初山(はつやま)」といって1月2日や8日、16日などを山休みにします。もともと8日はケガをしやすいと嫌われていて、仕事休みの日に当てていたとも言います。この日は仲間同志集って山の神にお神酒を供え、そばや、ぼたもちで振る舞い合って楽しみました。
また、この日ワラでつくった龍を村人がかつぎ「参ろう、参ろうオンベ持って参ろう」と唱えながら山を登り、山の神の場所につくと、龍を木に這わせ、大弓を山から里に向けて矢を放ち、直会を山で行います。12月も同じように、年2回行うところもあります。
2月8日は、「針供養の日」でもあり、折れた針や曲がった針を豆腐に刺して、1年間の針の労をねぎらうお祭りをしました。 (Posted by 今村純子)
「さくま郷土遺産保存館」の資料によると…
この日は、山の神様の休日だというので、山に入ると木にされてしまうと言われています。また、山の神は女の神様なので、男の人が祭ってくれることをたいへん喜ぶと言われています。
…とのこと。木にされてしまっては困りますので、山には入らないようにしてください。
…と、ここまで書いて何ですが、春野町堀之内の和菓子屋『月花園』の店頭で、写真の貼り出しを見つけました。「さくま郷土遺産保存館」の資料でも2月7日となっています。どうやら、「山の講」は地域や、旧暦からの読み替えなどにより、日にちに多少の違いがあるらしく、「春野は2月7日と11月7日です」とは、『月花園』三代目のお話でした。
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