ペッタン♪懐かしい餅つきは「臼と杵」
もうすぐ新しい年を迎えますが、お正月の準備は済みましたか?しめ飾りは?門松は?お餅はつきましたか?
写真の「臼と杵」は、「さくま郷土遺産保存館」に展示されているものですが、木の臼と「縦杵」。自宅で餅つきをするという家庭でも、ほとんどが槌型の「横杵」を使っていると思いますので、この「縦杵」も、ウサギの餅つきの絵の中くらいでしか見られなくなりましたね。でも、実は「横杵」が登場したのは江戸時代。それ以前、「杵」と言えば「縦杵」のことでした。
近頃「臼と杵」と言えば、餅つきと相場が決まっています。いや、門先で餅をつく年末の風景すら、すっかり見かけなくなりました。もともと「臼と杵」は、餅つきに限って使われた道具ではありませんでした。かつては、脱穀、精米、製粉のすべてが「臼と杵」で行われていました。米の栽培が難しかった佐久間の山里では、「臼と杵」は餅つきよりも、稗つきに使われたものかも知れません。
餅つきに使われる「杵」は、めでたい図柄。家紋にも使われていますが、こちらはもっぱら「縦杵」。画像は「丸に並び杵」と呼ばれている家紋です。ペッタン、ペッタン♪餅つきの音が懐かしいですね?昔から、餅つきは28日か30日。29日は「苦餅」といってお餅はつきません。
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