までいの力

福島県相馬郡飯舘村は、阿武隈山系北部に開けた豊かな自然に恵まれた美しい村です。福島駅から車で1時間。ひと山、ふた山・・・いくつか越えて、高原にたどりつく。75%が山林を占めています。

ところが今回の震災、福島原発から40キロしか離れていません。こんなに美しい村をなくしていいのか!避難でばらばらになってしまう。故郷を離れたくないと、途方に暮れています。

  この村が『までいの力』を発刊されました。までいとは、真手(まて)という古語が語源で、左右揃った手、両手の意味。それが転じて、手間ひま惜しまず丁寧に心をこめて つつましく という意味で、現在では東北地方で使われている方言です。

飯舘村の「までい・らいふ」というのは、心のゆとりのある暮らしを目指す、村のライフスタイルです。おいしい旬は農家が一番知っている。孫にも、この味伝えたいと、までい料理のレシピ。体に良さそうです。間伐材のチップボイラー。「ほんの森いいたて」という村営の本屋さん。

ふれあい、思いやりといった言葉だけが、軽やかに飛び回るなか、じっくりと腰を落ち着けて、実践している姿は、地方を元気にする鑑でした。

今回の震災、原発被害と、村人は打ちひしがれています。なんとかならないでしょうか。

2011/06/16 09:18



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