熊野古道を歩く旅 -大雲取・小雲取越え-(下)

 2日目早朝、宿を出て小雲取越えに出発しました。
 小雲取越えは道標29番から54番までの13.0キロです。
 

 

 しばらく石畳道を登ると、いくつか茶屋跡がありました。その中でも桜茶屋は茶屋の庭先に桜の大木があったので桜茶屋と呼ばれたとのことで、明治の末ごろまで茶屋が営まれていたそうです。また、石堂茶屋跡の敷地の北側には水場、西方には茶店の人々の墓石も残っていて、往時の生活を偲ぶことができます。

 
↓イノシシの足跡?

 大雲取に比べ比較的アップダウンも少なく、木立の中の快適なハイキングを楽しんでいると、突然進行方向左手の斜面に何か動くものが見えました
 
何とイノシシ発見!大きい!すぐに姿は見えなくなりましたが、どうしましょう。どうかこっちへ来ませんように。そうだ、こちらの存在を知らせれば逃げていくかもしれないと、歌を唄うことにしました。でもこんな時、どんな歌を唄えばいいのでしょうか。とっさに口に出たのが「ちーちーぱっぱ、ちーぱっぱ、スズメの学校の先生はー」何でスズメの学校?その時はとにかく元気で軽快な歌がいいと思ったのです。

 
 
幸いイノシシと出くわすこともなく、小雲取の中ほどまで行くと小石がうず高く積まれた賽の河原地蔵尊がありました。行き倒れの人を供養したものと言われています。

2010/10/16 21:56



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