セラピーの森

高校時代冨士の樹海近くを旅しました

何人ものひとを深い森の中へ吸い込んでいるというその暗い樹海

入り込む勇気はなくて、外からこわごわ眺めていました

森は怖いものだと…その時思いました

でも時が経ち、その怖さは懐かしさに変わっています

心に深い傷を負った人たちを森は癒してくれるのだと…そう実感しています

田口ランディさんの本の中にこんな一節を見つけました

 森へはいると、まず深呼吸をする。

 うす緑色のくうきを胸いっぱいすいこんで、そしてはきだす。

 からだのなかにつまったいろんな思いも、いっしょにはきだす。

 おかえり、よく来たね。

 そう言って、森の木々は葉を揺らす。

 悲しい思いを浄化して、清々しい酸素に変えてくれる。

 もっとたくさん、はきだしていいんだよ。

 すって、はいて、すって、はいて。

 わたしは呼吸で、森とつながっている。

           (田口ランディ「いつか森で会う日まで」より)

いろいろなことが私たちの心を疲労させ、そして時に傷つくことさえあります

大人だけでなく小さな子供たちの心も不安定に揺れています

癒しの森が近くにあったら、安心して迷い込める森があったら

どんなにいいでしょう…そう思いませんか?

森の声
2008/03/12 08:57



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